カテゴリー: アイスランド55Kmハイキング

  • 白夜でのキャンプ泊 幼児の睡眠編 

    白夜でのキャンプ泊 幼児の睡眠編 

    アイスランドは北極圏に近く、夕方になっても太陽が沈まず、夜通し明るい状態が続く白夜があります。 アイスランドでは5月下旬から8月初旬までが白夜のシーズンで、ピークは夏至の日(6月21日前後)なので、我々がアイスランドに滞在した6月後半はまさに白夜ど真ん中。しかも宿泊は遮光が難しいテント泊。

    こんな状況で、6歳と4歳の息子たちの睡眠を睡眠コンサルタントとしてどうしたのか、ご紹介します。

    体内時計は修正しない

    アイスランドとドイツは2時間の時差があります。あえてこの時差に合わせることはせず、常にドイツ時間で生活していきました。

    理由は以下の通りです。

    • 白夜のため、暗くなる時間帯がない
    • ハイキングの際、早朝に出発したい
    • 帰国後、すぐに幼稚園が再開するから
    • 修正する理由がない

    本来であれば、アイスランドの時間に合わせて生活するべきかなとも思うのですが、そもそも暗くならない夏のアイスランド。テント泊の私たちにとって、暗くならないのであれば何時に寝ても一緒でした。また、未就学児二人を連れてのハイキングは、大人の足で歩くよりも長くかかります。テントを建てる際、条件のいい場所に設置するには、みんなと同じ時間に出発していては到着も最後になってしまいます。なので、子供たちの体内時計を変えず、ドイツにいる時と同じ起床時間を維持しました。このおかげで他のキャンパーより2時間早く出発することができます。

    もう一つ、時差を修正したくなかった理由は、日曜日に帰国・月曜日からまた幼稚園に通う予定でした。なので、ドイツにいる時の生活リズムを変えることはしたくありませんでした。

    9日間ともテント泊だったので、朝早い分にはなんの問題もなく、むしろ観光地に行く際も一番乗り

    白夜対策

    赤ちゃんや幼児さんの睡眠に欠かせない、よく眠れるための「睡眠環境」。普段はクライアントさんにも口うるさく「遮光!遮光!」言っている私としては、テント泊って何一つ整っていないので、毎回ちょっとモヤモヤします。

    我が家のテントは黄色く、軽量タイプなので遮光要素はゼロ。外が明るければ、テント内も同じくらい明るいです。ですが、今回はこのテントを担いで移動していたので、重量も荷物のスペースも限られており、何もできず。。。

    ですが、毎日15Km前後を歩いた子供達。さすがのしっかりエネルギーを消費してくれていたのか、明るくてもすんなり眠ってくれました。

    普段はそれぞれ自分の部屋で、自分のベッドで寝ていますが、この時は添い寝。4人で川の字になって寝ることになり、以前のキャンプの際には修学旅行の夜かの様なはしゃぎっぷりでした。今回はハイキングをしていない日はパワーが残っていたのか、なかなか寝付けない日もあったけど、「この環境だから仕方ない」という夫も私もその心構えでいたので、それほどストレスにはなりませんでした。

    大人もすることがなくほとんど毎回、一緒に寝落ち。子供たちと同じ時間に寝た夫は12時間近く爆睡してたのに対し、私はどうしても夜中ごろの目覚めてしまい、睡眠環境の大切さを強く実感しました。

  • アイスランドの観光名所

    アイスランドの観光名所

    今回の旅のメインとなる全長55KmのLaugavegur Trail(ラウガヴェグル・トレイル)」を歩ききったあとは、レンタカーで観光名所を巡りました。今回は主にアイスランド南部を巡りました。

    ゴールデンサークル

    ゴールデンサークルは、アイスランド南西部に位置する人気の観光ルートで、首都レイキャビクから日帰りで訪れることができます。主要な見どころには、シンクヴェトリル国立公園、間欠泉ゲイシール、そして滝グルフォスが含まれています。私たちはレイキャビックから車を借りて、途中の街でスーパーに寄ってランチと夕食等を購入してから向かいました。

    間欠泉ゲイシール (Geysir)

    ゲイシール(Geysir)は、世界で最も有名な間欠泉の一つで、その名前は英語の「geyser(間欠泉)」の語源となっています。この地域には多くの間欠泉があり、その中でも特に活発なのが「ストロックル(Strokkur)」です。

    ストロックルは約5〜10分ごとに熱水を噴き上げ、噴出の高さは20メートルから30メートルに達します。この壮大な光景は見る者を圧倒し、その瞬間をカメラに収めるために多くの観光客が訪れます。また、ゲイシール地域全体には温泉や熱泥池も点在しており、地熱活動の驚異を間近で感じることができます。

    以前、私が訪れた時もすでに駐車場を探すのに苦労したのを覚えているけど、今回はそれ以上でした。アイスランドにこんなに人がいるのかっていうくらい、たくさんの人が間欠泉を囲んでおり、びっくりしました。

    滝グルフォス (Gullfoss)

    グルフォスは「黄金の滝」を意味し、その名の通り、太陽の光が水しぶきに反射して黄金色に輝く様子が見られることから名付けられました。この滝はアイスランドでも最大級の滝であり、二段にわたる豪快な水の流れが特徴です。

    グルフォスの迫力ある水流は、平均して毎秒約140立方メートルの水を運び、夏にはその量がさらに増加します。滝の近くには展望デッキがあり、そこから滝の全景を眺めることができます。また、滝の周囲には遊歩道が整備されており、様々な角度からその壮大さを楽しむことができます。冬には、滝が部分的に凍結し、また違った美しい景観を見せてくれます。

    大きすぎて、写真では全く伝わらない。。。風向きによっては舞い上げられた水が雨の用に降り注ぐので、全身雨具に身を包んだ方が安心です。

    アイスランド南部

    アイスランド南部はゴールデンサークルからまた主要道路に戻り、その先にあるので、ここにも多くの観光客が訪れています。その劇的な風景と豊かな自然を求めて、私も3度目ですが訪れました。

    Vik(ヴィーク)

    ヴィークは、アイスランド南部の小さな村で、アイスランドで最も美しい海岸線の一つとされるブラックサンドビーチで有名です。このビーチは、火山性の黒い砂と荒々しい大西洋の波が織りなす独特の景観で、たくさんの方が素敵な背景や波と写真を撮影していました。

    レイニスフィヤラ(Reynisfjara)ビーチ: ブラックサンドビーチはその名の通り、黒い砂で覆われた美しい海岸です。ビーチ沿いには玄武岩の柱が並び、特に「レイニスドランガル(Reynisdrangar)」と呼ばれる奇岩群が有名です。これらの奇岩は、伝説によれば夜間に船を攻撃しようとしたトロールが日光を浴びて石になったものと言われています。

    キラーウェーブ(殺人波):このビーチは美しい景観とは裏腹に死者も多数出ている危険な場所です。急に水が深くなる地形であることに加え、突如巨大な波が発生することもあるそうで、「波に背を向けるな!」という注意書きがあります。そのため、ハザードランプが設置されているので、海に近づく前に必ず確認してください。

    Seljalandsfoss(セリャランズフォス)

    セリャランズフォスは、アイスランドの滝の中でも特にユニークです。この滝は約60メートルの高さから水が落ち、その背後を歩いて通り抜けることができることで有名です。これは他の滝ではなかなか体験できない特別な魅力なので、子供たちも大喜び!

    滝の背後を歩く体験: 滝の裏側に歩道が整備されており、ここを歩くことで滝の内側から外の景色を眺めることができます。特に夏には緑に囲まれた滝とその裏側から見える風景が絶景を作り出します。

    周辺の滝: セリャランズフォスの500M進んだ先に「グリューブラブイ(Gljúfrabúi)」という隠れた滝もあり、岩の間を抜けて滝の基部にたどり着くアドベンチャーを楽しむことができます。

    この隙間を抜けたところにGljúfrabúiがある。

    SeljalandsfossもGljúfrabúiもどちらも水飛沫でかなり濡れることが想定されるので、全身の防水対策は万全にしておくことをおすすめします。

     

     

  • アイスランド55km ハイキング  4日目

    アイスランド55km ハイキング  4日目

    トレイル4日目 EmstrurからThorsmork(約15 km)

    氷河、渓谷、大草原、砂漠、を次々と抜けて、濁流渡り

    いよいよ最終日。長かった様で短い4日目がスタートしました。この日も6時半ごろにキャンプサイトを出発。出発してすぐに最初の川渡りがありました。ここはハイキングシューズでもいけそうな水流だったんだけど、荷物の関係上この一足しか持っていかなかった夫と私は脱ぐことに。兄も脱いで履いて、という作業で思わぬタイムロス。出発して30分もたたないうちに最初のハイカーに追いつかれてしまいました。

    その後はひたすら歩いて渓谷を渡り、ひたすら氷河を迂回するためにとにかく歩く。

    渓谷を何度も抜けると今度は大草原。その時、設置されているポールの数字が減っていることに気付きました。ちょうど100本目。残り約10キロということは、1本100M間隔で設置されてる様で、この数字をひたすら数えていくことがモチベーションにつながりました。

    全然進まない。。。

    昨夜に続きとにかくスタスタ歩くだけのルートだったので、途中で何度も

    休憩!

    トイレ!

    水!

    寒い〜

    暑い〜

    靴に砂入った

    石も入った

    日焼け止め塗り直し

    雨降ってきたから雨具

    お菓子食べたい

    鼻水

    くつがなんかへん、ぼうしもへん、

    といったことで数十メートルごとに止まるから全然進まない・・・。

    と思っていたのに、大草原には大きめの石などがあり、子供たちがひょいひょい超えていくことで気づいたらあっという間にさらに3キロくらい進んでいました。もう、こちらも間隔が麻痺して来ているのかもしれない。それにしてもすごいぞぉKids!!

     

    アイスランドらしからぬ景色と濁流渡り

    その後、急に景色が変わって、木が出始めてきたと思ったらアイスランドでは目ずらいしい背の高い木が生い茂るエリアを抜ける。

    大きな丘を越えたら、川に到着。このトレイル一番の難関、激流渡り。あまりに流れが強くて、渡れる場所を探すこと数十分。川を行ったり来たり。どこもいい場所なくて、最初に渡ろうとしていたエリアに戻って来ました。180cm超えてる夫でさえ、太ももくらいまでくる川の水。足を取られたら本当に危険なので、流石に息子たちもここはおんぶ。激しい流れに足が持っていかれる。氷河の溶けた水は近々だし、流れは強くて水は濁っているせいで川の底も見えなくて一歩一歩確かめながら踏み進めていくんだけど、もう怖すぎる。

    子供達は石を川に投げ入れる遊びに大ハマり。激流すぎて、大きな岩がゴロゴロ流るる感じが楽しかったみたい。たけど、子供たち自身が落ちちゃいそうで怖かったので、あくまでも大人が支えている時のみ。

    その後は木と花というアイスランドらしからぬエリアをひたすらハイキング。分岐点で宿泊したキャンプサイトで会った10人位のグループに追いつかれるもの、我々とは別のゴールに向かうらしく、すぐにまたお別れ。通りすがり、「ここまで歩いたの?」「この歳の子は初めて見たよ」などと、子どもたちはたくさんの人に褒められて上機嫌。

    あと1.5キロの地点だったので、ゴールまでいよいよあと少し。子供達は「なんかアイスランドじゃないみたいだね。進もう!」とどこにそんな体力が残っていたのか、走り出す。あんなに歩いたのに、まだまだ先頭を行く体力あるなんて恐ろしい。

    そしてついにゴールと思われる小屋を発見。そしてその先にブランコも発見。次の瞬間、子どもたちは一目散で遊びに消えた。

    大人はベンチにへたり込み、ランチ。

    道中、大事に大事に食べていた貴重な食料もこれにて解禁!残っていたお吸い物に、これまた残っていた乾燥わかめ、最後のパンカスを入れて晩餐。パンが天かすみたいになり、たぬきうどん風でなかなか美味。

    その後、レイキャビックに戻るバスに乗り込み、みんな爆睡!

    あっという間の4日間

    始まる前はどうなることやらと思っていた55Kmの道のり。流石に吹雪は気持ち的にちょっと心折られたりもしたけど、暑さから寒さまでどんな天気も想定して準備していたので、意外となんとかなりました。後半の15Kmの道のりも長いかなとも思っていたけど、子供達にとっては岩や川など何かしらあればそれほど問題ありませんでした。一番辛かったのは、傾斜の激しい登りでも、雪道でもなく、何もない「ただただひたすら真っ直ぐ歩く道」でした。

     

  • アイスランド55km ハイキング  3日目

    アイスランド55km ハイキング  3日目

    トレイル3日目 AlftavatnからEmstrur(Botnar)(約15 km)

    とにかくひたすら平坦な道と、川渡り

    朝ごはんは昨日の残りのマッシュポテトを薄めてスープにしたところに、堅焼きのパンを浮かべてクルトン風にしたらこれが大好評。

    6:20ゴロ出発したと思った直後、早速裸足で超えねばならない川が出現。1時間も進んでいないタイミングでの川の出現に子供たちは気合い十分。

    この日は平坦な道をひたすら進むだけなので、距離的には問題なかった2人。ところどころに出現する川がモチベーションとなり、頑張って歩き続けてくれた。

    だけど、昨日までと変わってとにかく平坦な道はつまらなくて、子供はすぐ飽きてしまう。

    コツコツ継続するのが得意な4歳の弟は「昨日は大変だったけど今日は雪ないから余裕」と強気にスイスイ。飽きっぽい兄を「後少しだよ!」と奮い立たせてました。

    この日は川を渡ったことと、とにかくひたすら歩いたことくらいしか思い出せない。。。そんなルート。

    とにかく歩き続け、この日のキャンプサイトにも無事到着!

    天気は太陽が出ている時はかなり暑く、テント内でも服が一瞬で乾くが、すぐに天気が変わり、雲に隠れた瞬間に寒くなる。山の上だったので、風が強かったが、もうだいぶ慣れたので問題なし。

    キャンプサイトからの渓谷プチハイキング

    夫は子どもたち寝たあと、プチハイキング。サイトから歩いて20分くらいのところにある渓谷を見て感動していた。私も夫とバトンタッチして出発、感動して自撮りまでして興奮気味に夫に写真見せたら、「え、なにここ?」って言われたんだけど…どうやらメインの渓谷手前で折り返してきてしまったらしい。やってしまった感満載だけど、改めて再度出発する気には到底ならなかったので、このままでよしとする。

     

    キャンプ場情報

    • キャンプ場: Emstrur(Botnar)
    • 設備:宿泊小屋、受付小屋、休憩用テント、水洗トイレ、シャワー、
    • 費用:5000Krn

  • アイスランド55km ハイキング  2日目

    アイスランド55km ハイキング  2日目

    トレイル2日目 HrafntinnuskerからAlftavatn(約13 km)

    雪山と川を越え、崖をくだって、ひたすら歩く

    吹雪の一夜が明け、5:30ごろに荷物を持って小屋に移動。子どもたちを待機させて、雪の中夫とテントを解体して、小屋に戻ってから畳む。

    昨日、子供たちにしっかり朝ごはんを食べさせなかったことで途中からエネルギー不足にさせてしまったと反省し、今朝はオートミールをモリモリ食べさせて、青汁も飲ませた。小屋の中に残されたりんごとバナナをありがたく頂戴。弟はトレイル始めてからあまり食欲がなくなり大好物のクッキーやお菓子とかも食べてくれなかったんだけど、ここで見つけたりんごは喜んで食べてくれました。

    昨日はここまで見えていた。
    本日の視界はこんな感じで、どんより。。。

    天候は回復しておらず、どのタイミングで出発すべきか悩みながらも準備を着々とこなしていきました。

    なんとか出発したけど、前が見えない。夫のGPSと昨日付けられた足跡を頼りに進むとなんとか雪に埋まっているポールをちょいちょいみ見つけ、進路を確認。いきなりクレパスが出現した時には不安マックス。しかも登りだし、雪は吹きつけるしでいつ弟が「抱っこして」って言うかヒヤヒヤしたけど、タフに頑張りました。

    小屋で会ったこの道をとってきた登山客が言う通り、最初の4キロはずっと雪。たまに山を降る時にだけすこし道が見え始めできた。かなり傾斜が激しかったので、登りは土で助かりました。雪と土砂の割合が少しずつ変化してきたあたりでラスボツ感満載の聳え立つ山。かなり急な登り。正直きついどころの話ではなく、途中でバナナ補給するも、立ってるのも精一杯。子供たち、ここまで弱音吐かずに本当によく頑張ってると我が子ながら感心しました。

    なんとか登り切り、雪抜けた感じがしました。平坦な道が続く。これならいけると思っていたら、今度は先ほどよりもかなりずっしりとしたみぞれ雪が降り始め、ガツガツと前から吹きつけてきて顔が痛い。顔を覆い、帽子をかぶり、なんとか進む。とにかく悲惨。細い道だったので子供たちと手もつなげず、それぞれ大人の後ろを歩かせて少しでも顔にかかる雪を制限しました。

    2日目は下りメインだと聞いてたのに、登っては下り、登っては下りの繰り返し。しかも雪上、吹雪の中。3つ先のポールがなんとか見える曇り。ポールも見当たらないと思ってたら雪に埋まってたり、突如クレパスが現れたりで、正直もう不安に疲れが半端ない。その後もなんとか谷を抜けて、川を越えて、なんとか雪エリア抜けた気がする。

    この日は吹雪に加え、最初の4Kmはひたすら雪の中を進むことがわかっていたので、防寒・防雪対策を徹底的にする必要がありました。次男は昨日よりも一枚多く着せて、子どもたちの靴下が滲みない様にビニール袋も履かせた。雪の中ではこのおかげで足首まで守られて助かったが、最終的に想定外の吹雪には敵わず。。。雪と雨が混ざった様なみぞれが全身にまとわりつき、風で溶けて、雪エリア後半では全身を伝って靴の中の足もびしょびしょになってしまいました。

    雪エリアを抜けたら、崖下りと川渡り

    びしょびしょになったけど、かなり標高も下がり雪も無くなったので、あとは雨と風さえ防げればなんとかなる!そう思えて心底安心しました。一瞬の晴れ間の隙に、休憩!ここからの景色が最高。湖と湖畔の今夜泊まるエリアの目印となる小屋が見えてきた!!

    崖の様な道を一気に降り切り、あと川沿いに進み、最後に川を渡る。この度最初の「靴を脱いで渡る川」に到着しました。

    まず夫がリックを置いて戻る。次に弟を向こう岸に連れていき、兄は「ハイキングは自分で歩くことだよね」って自分で決断して川を越えていきました。

    川の水は氷河が溶けた水なので、それはそれは冷たくて、川底の石がゴツゴツと足裏に突き刺さります。一度ならなんとか気合いで渡れましたが、3往復した夫はヒィヒィ言ってました。笑

    だけど少々疲れ気味だった子供たちにも、いい気分転換になり、足も血行がよくなったため温かくなったのでみんな元気が復活しました!

    あとはひたすら本日のゴール目指して進むだけ。ここまできたら2人ともスイスイ。

    途中なんどか川をひょいひょい渡りながら残りの3キロ位まで到着しました。

    が、ここにきて昨日は弱音一つ吐かなかった兄が途中から元気をなくしていきました。ひたすら続くただの平坦な道に飽きちゃったんだろうな・・・。

    小屋に何か売ってるかな?おいしいものあったら買う?今は何食べたい!?と気分をあげながら、なんとか無事に到着!

    二人とも本当に頑張ったからなんでも買ってあげたい気分になり、普段だったら絶対に買わないであろう定価の4倍もする至って普通のクッキーを買ってしまった。

    キャンプサイトの設備にテンション上がる

    今夜のキャンプサイトは最高!トイレもシャワーも綺麗。水も流れる。トイレットペーパーも流せることに感動しつつ、テントや夕飯を準備。

    日本から持参した貴重なお吸い物と、パスタ。お湯をかけるだけのマッシュポテト。塩分取ってないから味付けは濃いめを意識しました。思い返すと、炭水化物まみれだな。。。笑

    問題発生

    ただここで無事に雪山を越えた私に問題発生。子供たちのエネルギー切れを2度と起こさせないように、吹雪の中でも数分おきにお菓子をあげ続けたり、靴に石が入っただ、帽子の位置が変だ、ズボンがずれただとか、何かしらあり、手袋を取っては外気にさらされた私の手荒れが勃発。右手人差し指と中指、左手中指と薬指が全滅してしまい、みるみる炎症がひどくなり、何かを握るとパックリ裂けるほどに。(1週間ほどでまた完治してくれたので、この件は別途まとめようかなと思っています)

    キャンプ地情報

    • キャンプ場: Alftavatn
    • 設備:宿泊小屋、キッチン、受付小屋、水洗トイレ、シャワー、
    • 費用:5000Krn

    この日は太陽が出ることはなく寒かったとはいえ、雪も雨もない状況がひたすら平穏に思えた。こうして2日目が無事に終了。

  • アイスランド55km ハイキング  1日目

    アイスランド55km ハイキング  1日目

    トレイル1日目: LandmannalaugarからHrafntinnusker(約12 km)

    溶岩を抜けて、雪の中のキャンプ地を目指す

    起床後、他のキャンパーの迷惑にならないように子どもたちをテントエリアから誰でも使える小屋の様な大型テントに一旦移動させました。

    その間に、大人でテントの解体や荷造り。

    朝ごはんは持参したインスタントのお味噌汁と前日バスで寄ったサービスエリアで購入したパン。子どもたちは楽しみのあまりあまり食べてくれなかったにも関わらず、道中食べさせればいいやと思ったので、そのまま出発。後ほど記述しますが、これが旅の後悔ポイントその1です。

    朝5時半にサイトを出発。最初はひたすら川沿いを進んでいき、急に溶岩のゴツゴツした岩を登っていきます。溶岩エリアを抜けると標高もだいぶ高くなっており、川沿いの道や抜けてきたゴツゴツ溶岩を一面見渡せるエリアまで進んできています。

    途中で温泉が湧き出ている山を超えたあたりから、雪も少しずつ増え始めました。

    雪道の試練

    雪の上を進んでいく準備はしてきていたので、こどもたちも念願の雪上にテンション急上昇。

    順調に進んでいきます。が途中から風が強くなり、雲行きが怪しくなってきました。ずっと登り道だったのでリュックを担いでいる我々はそこまで寒さは感じていなかったのですが、何も担いでいなかった次男に上着を着せるのが少し遅くなってしまいました。これが私のこの度の後悔ポイント2。冷たい風がみるみる次男のエネルギーを奪っていきました。

    間欠泉と更なる試練「吹雪」

    その後、間欠泉が湧き出る川に遭遇し、息子たちは間欠泉に雪を乗せては溶かす遊びに夢中。次男のテンションも復活!

    だけど、まだ3、4キロ残っています。意を決して歩き始めてたものの、アイスランドの天気は本当に変わりやすい。急に湿った雪が前から吹きつけて始めました。しかも雪の上を歩いて行かなきゃいけなくて、登りだから一歩進んでは半歩ずり落ちる。子どもたちも頑張って歩き続けてくれてたけど、流石に大人でもきついこの状況で4歳の弟がついに根を上げました。抱っこしてあげたいけど、リュック背負ってるからなんとか歩いてもらわないといけなくて、10歩進んでは「あなたは頑張ってる。あと少し」と抱きしめ励まし続けました。だけど、ラスト1、2キロあたりで「もう足が動かない」とついに泣き始めました。ちょこちょこ休憩していたけど、吹雪の中で休憩すること自体しんどくて、でも何か食べさせないと思いお菓子を与えるもいらないと。いつもならなくなるまで食べ続けている子。このまま寝そうになってしまったので、流石に不安になり、夫がリュック担いだまま、20Kg近いの次男を肩車して雪山登山を続けました。この間、長男は弱音一つ吐かずになんなら弟を励まし続けてくれました。

    キャンプサイト到着

    頂上を超えて、やっと下りに差し掛かりころ、本日のキャンプサイトの目印となる小屋が見えました。なんとか小屋に辿り着き、中は寒かったけど、吹雪を凌げるだけでもありがたく、遅めのランチにオートミールを作りました。急遽小屋で宿泊できないか聞いてみたけどすでに予約満杯。そりゃ、そうだった。このルートの宿泊小屋は即埋まると有名。しかたなく当初の予定通り、テントを張ることにしました。場所取りは一番乗りだったこともあり、地面が濡れておらず、石垣に囲まれた良さげなテントエリアに夫が早めにテントを立てることに成功。

    その間、次男は珍しくお昼寝。抱っこでお昼寝なんて最後にいつしたのか記憶にないくらいなので、相当疲れていたんだなんて考えながら、子供たちが本当に頑張ったことにただただ感激。小屋で休憩していた中国人カップルが子どもたちにお菓子くれた。登山での食料は貴重なので本当に感謝。ありがとう。

    夜の寒さ

    その後、風も雪も強くなり、テントには雪が積もりだしてきました。寒くて兄は寝袋に頭まで突っ込んで丸まって寝て、私はなんとかありったけの服を着込んで凌ぎました。多少の雪は想定してきてたけど、予報大外れの大雪に登山客みんな参ってた。これがアイスランド。夜中にトレイに行った際、吹雪で道が見えないくらいだったと思ったのに、戻る時には晴れてる不思議。夜中でも明るいから、雪の中の黄色く目立つテントが遠くからでも見えて助かった。

    ここのキャンプサイトは車では来れない様な場所にあり、トイレはボットンスタイル。便座が木でできているのがちょっと可愛いかった。

    外にあったトイレは比較的綺麗。

    キャンプ場情報

    • キャンプ場: Hrafntinnusker
    • 設備: 宿泊小屋、退避小屋、トイレ、水
    • 費用: 5000Krn
    宿泊小屋からの景色。左側の白い建物が休憩用の小屋。その隣がトイレ。さらに右側にテント設置用のエリア。

    キャンプサイトには受付小屋、宿泊者用の小屋、トイレ、休憩小屋(中での宿泊は禁止)と外のトイレがありました。トイレは4日間の中で唯一のボットン式。外のトイレは便座が木でできていて、ちょっと可愛く、比較的綺麗でした。

    とにかく、無事にテントに到着できて一安心の1日目!明日はどうなることやら。。。

  • アイスランド55Kmハイキング旅

    アイスランド55Kmハイキング旅

    未就学児2人連れて、アイスランドでハイキングしてきました。

    アイスランドの自然が大好きで、過去に2回ほど訪れていましたが子連れアイスランドは今回が初めて。

    1回目は車でアイスランドを1周して、2回目は南側をメインに旅していました。今回は4日間のハイキングが目的です。アイスランドは大自然がたくさん残っています。だけど、車でもいくのが難しい内陸部なので、今回は自らの足で歩いていくことにしました。

    Landmannalaugar – Thorsmorkの全55キKmを4日間かけてハイキング

    OpenStreetMapより

    食料やテント・寝袋、雪までを想定した服装など家族4人分の全ての荷物は大人二人で担ぎました。

    6歳の兄にもリュックを背負わせました。この中にはトレイル中の軽食とおやつ、天候の変化に対応するための上着等を入れていました。

    4歳の弟は歩いてくれればOKとして、手ぶらで歩かせました。

    LandmannalaugarからThorsmork

    LandmannalaugarからThorsmorkまでのハイキングは、アイスランドでも最も美しいトレイルの一つとされています。

    OpenStreetMapより

    このルートは「Laugavegur Trail(ラウガヴェグル・トレイル)」として知られ、素晴らしい景観と多様な自然環境が特徴です。

    簡単なコース概要は以下の通りです。

    概要

    • 距離: 約55 km
    • 所要日数: 4日

    コースのセクション

    1. LandmannalaugarからHrafntinnusker(約12 km)
      • 特徴: 地熱活動が盛んなエリアで、カラフルなリョースカルギャル(Ryókjargigar)の山々を通ります。溶岩フィールドや地熱泉が点在し、温泉に入ることも可能です。
      • 標高差: 470mの上り
      • キャンプ場: Hrafntinnuskerに宿泊
    2. HrafntinnuskerからAlftavatn(約13 km)
      • 特徴: 山頂から緩やかに下り、Alftavatn湖に向かいます。氷河と火山の絶景が広がる中を歩きます。
      • 標高差: 490mの下り
      • キャンプ場: Alftavatnに宿泊
    3. AlftavatnからEmstrur(Botnar)(約15 km)
      • 特徴: 砂漠のような黒い砂地を通り、Markarfljót川の谷を渡ります。荒涼とした景観と緑豊かなオアシスの対比が魅力です。
      • 標高差: 若干の上下
      • キャンプ場: EmstrurまたはBotnarに宿泊
    4. EmstrurからThorsmork(約15 km)
      • 特徴: Markarfljót川の峡谷に沿って進み、緑豊かなThorsmorkの谷へと下ります。Thorsmorkは、木々や草原に囲まれた美しい場所で、様々なハイキングコースも楽しめます。
      • 標高差: 300mの下り
      • キャンプ場: Thorsmorkに到着

    Landmannalaugarでは温泉に入ることができ、トレイルは 火山地帯、砂漠、氷河、草原と、非常に多様な景観を楽しめます。

    各キャンプ地は基本的な施設(トイレ、シェルターなど)が整っており、比較的快適に過ごせました。

    溶岩の谷を抜けたり、雪だったり、川渡り、砂漠、橋渡りなど、大変だけどとってもワクワクの4日間でした。

    次回、4日間の詳細をご紹介します。