今シーズンラストラン!Kühtaiで子連れスキー納め|弾丸週末スキー旅の記録

週末、オーストリア・Kühtaiに今シーズン最後のスキー旅行に行ってきました。
標高2000mを超えるこのエリアは、春先でもしっかり雪が残っていて、ラストランにはぴったりの場所。
いつも通り7歳と5歳の息子たちと夫と一緒に、弾丸で行く週末スキー。土曜は近くのキャンプ場で車中泊+ハイキング、日曜日に滑るというプランにしました。
子連れでのスキー旅行は大変なこともあるけれど、やっぱり「家族で自然を楽しむ時間」は何ものにも代えがたいなと改めて感じた旅になりました。

Kühtaiってどんなところ?

オーストリア・チロル地方にあるスキーリゾート「Kühtai(キュッタイ)」は、標高が2020メートルと非常に高く、春先でもしっかりと雪が残っているのが特徴です。
コースは赤(中級)を中心に構成されていて、スキーレベルがある程度あるファミリーにぴったり。すでにセラロンダなどで赤コースを経験していた我が家にとって、「この冬の滑り納め」をするにはちょうど良い場所でした。
ゴンドラは1本しかなく、移動は基本的にリフト。「この時期でもまだ雪がある」場所として、Kühtaiを選びました。

車中泊で前日入り:キャンプ場で小雨の夜

Kühtaiに行く前日、天気予報では「土曜日は大雪」とのこと。そこで今回は、滑るのは日曜日のみにして、土曜はスキーはせずに近くのキャンプ場で前泊することにしました。
今回の旅も、キャンプ場での車中泊スタイル。この方法のいちばんの魅力は、なんといっても**「自由度の高さ」**。
天気予報や子どもたちの様子を見ながら、柔軟にスケジュールを調整できるという点で、わが家にぴったりのスタイルです。
泊まったキャンプ場はKühtaiより標高が少し低かったため、雪は降っておらず、小雨がぱらつく程度。さらに、すぐ隣には川が流れていて、その水音がまるで天然のホワイトノイズ!
寝かしつけ時にも使われるホワイトノイズは、外からの刺激をやわらげてくれるリラックス効果もあり、睡眠環境としては抜群でした。
この週末はちょうど「サマータイム終了」と重なっていたこともあり、普段より少し早めに就寝。
子どもたちも日中のハイキングでしっかり身体を動かしていたのと、日頃から睡眠を整えているおかげで寝
つきもよく、夜中の目覚めもゼロ!サマータイムの1時間の時差ボケも感じさせない見事な睡眠を披露してくれた息子たちです♪
「移動手段」と「宿泊」が一体になっている車中泊は、子連れ旅の選択肢としてかなり優秀だと改めて実感。
スキー旅行でも我が家の定番です。

スキー当日:大会と駐車場バトル

翌朝は、まだ暗いうちにそっとキャンプ場を出発。
我が家の普段は街乗りにも使うためキャンピングカーではなくあくまでも車中泊はできるけど生活はできないタイプ。調理するとなると外にでなきゃいけないので、ドアの開閉音や子供達の声で周囲に迷惑をかけたくなかったので、着替えや朝ごはんはすべてスキー場に着いてからという段取りにしました。
今回はこの選択が、まさかの大正解。
なんと、この日はスキー大会が開催されており、午前中のうちに駐車場があっという間に満車に!
私たちは早めに現地入りしていたおかげで、リフトからも近いベストポジションに車を停めることができました。
着替えやランチ休憩は車内で済ませたので、この「駐車場所の確保」が一日の快適度を左右します。スキーで滑ってる時は元気でもスキー靴を履いて歩かなきゃいけないとなるとこどもたちのテンションは駄々下がりです。スキー旅行では、「どこに車を停めるか」も大切な作戦のひとつだと改めて感じた瞬間でした。
ただし、注意点としてスキー客の動線には注意が必要かなと。駐車場からリフトに行く時に必ず通る道には止めない方が無難です。慣れないスキー靴を履き、思いスキーを運ぶ観光客が狭い車の間を通ろうとするのでみていてヒヤヒヤします。

雲の中を滑った午前

Kühtaiの朝は、標高の高さゆえか前日の大雪の影響なのか、どんよりとした曇り空でスタート。
雪は前日にしっかり降ってくれたおかげで最高の状態だったものの、リフトに乗って標高を上げていくと、途中から一気に雲の中へ。
目の前の景色が徐々に白くぼやけていき、ついには「前のリフトがかろうじて見える」程度の視界に。
まさに、白い世界を手探りで進むような滑走体験になりました。
普段なら「うわ〜幻想的〜」なんて言っているかもしれませんが、今回は子連れ。
子どもたちを見失わないよう、慎重に慎重に滑り降りる必要があり、ちょっとした緊張感が走る時間でした。
それでも、雲の層より低いエリアまで降りると、ぐっと視界が開けて一安心。
午前中はその比較的見通しの良いエリアを中心に滑って過ごしました。
セラロンダや他のスキー場で赤コースに慣れてきたとはいえ、「見えにくい中で滑る」という経験は初めてのことだったので、良い意味でのチャレンジになったと思います。
親としてはヒヤヒヤする場面もありましたが、こうして自然の環境に順応しながら滑る経験も、子どもたちの判断力や集中力を育ててくれる気がしています。

快晴の午後、思いっきり滑る!

早めのランチ休憩後、空が徐々に明るくなり始め、午後には見事な快晴に。
それまでの雲の中の滑走がウソのように、一面の青空と真っ白な雪のコントラストが広がっていました。
こうなると、子どもたちも親もテンションが一気に上昇!
午後はのびのびと楽しむことができました。
兄弟で並んで滑ったり、ときどき競争のようになったり、リフトでのおしゃべりもはずんで、「この冬、ここまで滑れるようになったんだなぁ」と感じるシーンがたくさん。
スキーを始めた当初、とにかく何でもすぐに挑戦したがる兄に対して、慎重派の弟は、昨シーズンは「一人で滑るのはイヤ」と断固拒否。
まずはしっかり周りを観察してからでないと動かないタイプで、リフトに乗るどころか、板を履くのも時間がかかったほどでした。
それが今シーズンからは、自分のペースで少しずつステップを踏み、一人で滑れるように。
そして今回、赤いコースをサクサクと滑り降りていく弟の姿を見て、「あぁ、成長したなぁ」と胸がいっぱいになりました。

子連れスキーはやっぱり最高の家族時間

今回のKühtaiでの滑り納めを通して、改めて**「自然の中で過ごす時間は、子どもの成長をぐっと引き出してくれる」**と実感。
もちろん、子連れスキーには準備も体力も必要で、簡単ではないこともあります。正直、準備に後片付けだけでもうクタクタです。子供のペースに合わせて滑るので大変なこもたくさん。
それでもやっぱり、この経験は何ものにも代えがたい——そう思わせてくれる旅でした。
子連れでのスキー、最初の一歩は勇気がいるけれど、思った以上に「できること」がたくさんあります。
天気や体調に合わせて、無理なく楽しめる工夫をしながら、ぜひ家族の特別な冬時間を作ってみてくださいね⛷️