赤ちゃんのおしゃぶり 正解はどっち?

最適な選択を

お子さんがずっと使ってこなかったおしゃぶりを試したところ、驚くほど効果的だったという経験をお持ちの親御さんも多いのではないでしょうか。実際に、おしゃぶりを与えたことで赤ちゃんが泣き止み、一人で眠るようになることはよくあります。しかし、その便利さゆえに「おしゃぶりがないと眠れなくなってしまうのではないか」という不安の声もよく聞きます。

おしゃぶりのメリット

おしゃぶりにはさまざまなメリットがあります。以下のような点が挙げられます。

  • 寝かしつけが楽になる: 赤ちゃんが自分で自分を落ち着かせ、スムーズに入眠できる。
  • SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスク軽減: いくつかの研究では、おしゃぶりを使用することでSIDSのリスクが軽減される可能性が示されています。
  • 親の負担軽減: おしゃぶりがあることで、泣き止ませる時間が短くなり、親のストレスが軽減されることもあります。

どちらを選んでも大丈夫!

おしゃぶりを与えるかどうか、またその使い方ややめるタイミングについて、ママパパがしっかりと考えることが重要です。おしゃぶりを使う場合、どのタイミングでやめるのか、どのようにやめさせるのか、そして使わない場合には別の方法で寝かしつけをどう構築するかなど、事前に計画を立てておくと安心です。

おしゃぶりを使う選択をしても、成長と共に赤ちゃんのニーズや睡眠パターンは変わるし、時にはおしゃぶりが口から自然と取れてしまうこともあるでしょう。どの選択をしたとしても、それを「正解」にしていくことができます。大切なのは、選択した道に自信を持つことです。

おしゃぶりをやめる時期と方法

おしゃぶりをやめるタイミングについて心配することもありますが、やめやすい月齢もあるとはいえ、やめようと思えばいつでもやめることも可能です。適切な方法を選べば、おしゃぶりが手放せなくなってしまうリスクも軽減できます。

例えば、夜通し寝を目標に相談してくれたクライアントさんのケースでは、お子さんが3歳半で無事におしゃぶりを卒業できました。ご両親としっかりと話し合い、睡眠環境や生活リズムを整え、お子さんに合ったプランを提案しましたその結果、ご家族皆さんが納得できる形でおしゃぶりを卒業できました。

ご両親とたくさんお話しして、ご家族の意向やお子さんのことをヒアリングした上で、睡眠環境や生活リズムなど、今一度見直せるところを徹底的に整えました。お子さんのタイプを考慮しながらおしゃぶり卒業に効果的な方法をご提案し、その中からさらにママが「うちの子」に合うプランへとブラッシュアップしてくれました。

この子のママがコンサルテーションに対して「一人ひとりに合ったねんねってこういうことなんですね!どのピースをはめればいいか教えてくれる感じですね!」って言ってくれて嬉しかったです♡

最終的な選択はご家庭に合わせて

どの方法がベストかは、お子さんの月齢や性格、親御さんの育児方針によって異なります。おしゃぶりを使用するかどうかで迷ったときや、使い始めたが不安なことがある場合は、いつでも個別相談でお話しいただけます。各ご家庭に合った最適な選択肢を一緒に考えていきましょう。

おしゃぶりの使用は、ご家庭の方針次第です。メリットもデメリットも理解した上で、自信を持って選択し、その選択を正解にしていきましょう。困ったときは、いつでもサポートさせていただきますので、お気軽にご相談くださいね。