睡眠改善したいのに、パパの理解が得られないママへ

はじめに

「子どもの睡眠を見直したいけれど、パパが反対…」と悩むママたちへ。家族の健康や、夜間の負担を減らしたいと思って睡眠改善の相談やコンサルを検討しても、パパが不安や疑問から反対してしまうケースも多いのが現状です。しかし、これは必ずしもパパが冷たいわけではなく、ママの苦労や子どもの睡眠不足の現実を把握できていないからかもしれません。この記事では、パパの理解を得ながら子どもの睡眠改善を進めるためのヒントをお伝えします。


まず、パパの本音を聞いてみよう

パパが反対する理由を、率直に聞いたことはありますか?よくある理由としては、以下のようなものが考えられます。

  • コストへの抵抗:「睡眠コンサルには費用がかかるから…」と、負担を感じる場合があります。
  • 信頼への不安:「誰だか分からない人に頼むのはちょっと…」「本当に効果があるの?」といった不安が生じることも。
  • 改善の必要性を感じていない:「今のままでもなんとかなるんじゃない?」「少しママが頑張ればいいだけでは?」と思っていることも。
  • 子どもへの負担を心配:「ねんトレって泣かせることでしょ?」「子どもがつらいじゃん」と心配する気持ち。

こうした不安に対して、一度しっかりと受け入れてから対策を考えていくと、パパも安心しやすくなります。


パパが見えていない「夜の現実」を伝える

夜泣き対応や寝かしつけの時間がどれだけかかっているか、具体的な数字を伝えると効果的です。単に「寝ない」と言うのではなく、「寝かしつけに毎晩2時間かかる」「夜中に◯回起こされる」「最長でまとまって寝たのは〇時間」「私が夜通し寝たのは妊娠する前=〇〇以来夜通し眠れていない」と、時間や回数で伝えてみましょう。負担を数字で実感してもらうことで、パパも改善の必要性をより具体的に理解できます。


睡眠改善で手に入る「自由な時間」を想像してもらおう

子どもの睡眠が安定すると、家族にとって大きなプラスになります。寝かしつけにかかる時間が減ることで、パパとママに夜の「自由な時間」が生まれます。例えば、二人で晩酌を楽しんだり、一緒に映画を見たり、次の旅行の計画を話し合うことも可能です。睡眠改善は、家族の新たな時間や絆を育むための一歩だと伝えてみましょう。


子どもの成長における睡眠の重要性を説明する

子どもにとっての睡眠は、心身の成長に欠かせないものです。十分な睡眠が取れないと、免疫力の低下や集中力・情緒の不安定さが懸念されます。睡眠改善が、子どもの健康や未来のための大切なケアであることを、しっかりとパパに伝えましょう。


睡眠不足がママや家族に与える影響

ママ自身が睡眠不足になると、産後の体力が一向に回復しない、集中力や判断力の低下、イライラや不安感の増加といった影響が現れます。これが続くと、家族全体の健康にも影響を及ぼしかねません。そのため、ママがしっかり休める環境を作ることが、家族全員の健康や絆を守るためにも大切だと説明しましょう。


データや他の家庭の改善例を紹介する

睡眠改善が愛着形成に悪影響を与えることはありません。ねんトレを研究したデータや、同じような悩みを抱えた家庭が改善した体験談を見せると、パパの不安も和らぎ、睡眠改善に取り組む価値を理解してくれるかもしれません。


ママの素直な気持ちをパパに話してみる

これまでのコンサルを通じて実感したのは、どのパパも「ママがしんどくても我慢すればいい」と思っているわけではない、ということです。ママがどれほど疲れているか、どんな気持ちでいるか、単に想像できていなかったり、想像が足りていなかったりするんです。ママが抱える育児や寝かしつけの負担や本音を、パパに話してみると賛成してくれるケースも多いです。思い切って、ママの気持ちをパパに率直に伝えてみましょう。また、どう説明したらいいかわからない時や、どうしても反対が続く時は、ぜひご相談ください。私がサポートします。


まとめ

子どもの睡眠改善は、ママとお子さんの心と体の健康を守るだけでなく、家族全体の生活の質を高めるためにとても重要です。家族みんなが納得したうえで、みんなの時間を大切に使える生活に変えていけたら素敵ですね。