ベビーベッド買ったほうがいい?
赤ちゃんを新しくお迎えするにあたり、ベビーベッドは本当に悩みますよね。
なんて先輩ママの声を聞くと、高額だし、場所も取るし、躊躇しちゃいますよね。
ベビーベッドと添い寝、どちらがいいの?
ベビーベッドを購入しない場合は、添い寝になるかと思います。
添い寝もいいですよね。赤ちゃんの様子はすぐに感じ取れるし、一緒に寝ているのは幸せですよね。
そこでまず、どちらにも共通した大事なことがあります。
それは添い寝だろうが、ベビーベッドだろうが、お子様が安全に眠れるようにすることは絶対です。
米国小児科学会は、「親と同室、別寝床」を推奨しています。
これは窒息や転落等の家庭内の事故を予防する上で、とっても大事なことです。
まず、絶対に守ってほしいこと
- 大人用のマットレスやベッド、大人用のお布団に一緒に添い寝することはNG
- 添い寝でもベビーベッドでも、お子様用にベビー専用のお布団やマットレスを用意すること(クッションなどの上に寝かせるのはNG、バウンサーや傾斜のあるもの、またハイローチェアなどは寝床としては不適切)
- ベビーは掛け布団ではなく、スリーパーやおくるみを使用すること
- ベビーベッド、ベビーお布団の周囲(手が届く範囲)の危険物はすべて排除すること
これらのお子様の安全を守る上で必要なことです。
ベビーベッドと添い寝のそれぞれのメリット
では、次にベビーベッドと添い寝のそれぞれのメリットを確認しましょう。
ベビーベッドのメリット
- 専用のスペースが決まっているので、安心して眠れる
- 床から上がっており、ホコリ等から遠い
- 囲われているので、安全な空間を確保できる
- 自分で眠る力を育みやすい
添い寝のメリット
- 近くに感じられる安心感
- 手軽
ベビーベッドと添い寝のそれぞれのデメリット
もちろんそれぞれデメリットもあります。これがデメリットとなるかどうかは、ご家庭によって、またライフスタイル等によっても異なるとはおもいますので、あくまでも一例とお考えください。
ベビーベッドのデメリット
- 初期投資が割高に感じられることも
- 高さがあるので、圧迫感を感じられる
添い寝のデメリット
- 境界線が曖昧で、ママの存在がくせになり、一人で寝る力が育たない場合も
- お互いの存在が刺激になり、ママ/ベビーそれぞれの睡眠の質が下がる可能性もある
- 子どもの成長に伴い、添い寝での入眠に時間がかかるようになってくる
- 添い寝での寝かしつけが基準となるので、パパママ以外の人の寝かしつけが難しくなる可能性あり
ベビーベッド、あったほうがいいかチェック!
ではそれぞれの長所短所がわかっても、まだまだ悩みますよね。
簡単なチェック表をつくってみたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 上のご兄弟やペットはいますか?
- ご家族にアレルギーの方はいますか?
- ママご自身の寝相は悪い方ですか?
- ママは寝る時は完全に自分の空間が必要ですか?
- ママは一人で寝たいですか?
- 赤ちゃんは親とは別室で寝かせる予定ですか?
- 親はベッドを使用していますか?
- 将来的に「ねんトレ」したいと思っていますか?
- 少し大きくなったら一人、お部屋で寝てもらいたいと考えていますか?
- セルフねんね(一人で寝ること)をしてほしいですか?
- すでにベビーベッドを持っていますか?
これらの質問にひとつでもYesがついた場合はお子様の安全を守るため、またママの良質な睡眠を確保するためにベビーベッドをおすすめしています。
ベビーベット、購入する?
最後に、睡眠コンサルタントとして今の私が改めて新生児をお迎えするのであればどうするか、というと…。
現在、私は大人用のベッドを使用していますので、そこに横着けできるタイプのベビーベッド(Beistellbett)を購入すると思います。
そして、夜間も何度も授乳しなければならない生後3.4ヶ月までは大人ベッドに横付けにして添い寝します。
その後、夜間の授乳が落ち着いてきたらベビーベッドを横付けから独立させて使用します。
まとめ
ベビーベッドを用意するかどうか、かなり悩みますよね。
そして厄介なのが、正解・不正解がないんですよね。
だからこそ一番大事なことは「ママがどうしたいか」だと思います。
ベビーベッドで寝かせたいと思うなら、用意する。
添い寝がいいなら、それ専用のお布団を用意する。
そしてそれぞれ選んだ道を正解にして行きましょう。
繰り返しになりますが、どこで寝かせるにしても安全かどうかは必ず確認してくださいね。