ドイツで出産:誰も教えてくれない産後の痛み

今回はドイツは関係ないのですが、産む前に知りたかった産後の痛みについて書きます。

出産の痛み

長男を出産する前、未知の体験である陣痛・出産がどんな痛みになのか少しでも心の準備をしておきたくて色々調べました。

痛みについて調べると出産を経験した方々のたくさんの事例が溢れているんですね。

例えば・・・

  • 生理痛の何百倍もの強い子宮の痛み
  • 腰のあたりを思いっきり殴られる感じ
  • 裂けた会陰がチクチクして座るのがつらい 等

主に子宮や会陰の痛みの報告がメインでした。なのでたくさんのお母さんたちの過去の報告例のおかげで私もなんとなくイメージして出産に挑むことができました。

 

聞いてないよ!産後の痛み その1

ですが第一子の出産後、これらの痛みとは別の謎の痛みに襲われました。

寝返りをうつだけで、いや、むしろ少し体勢を変えるだけのわずかな動きで全身悲鳴を上げるレベルの猛烈な痛みです。

それは全身筋肉痛!特に腕や背中、腹筋などの上半身全体が痛い!

長時間の陣痛に耐える為に身体を支えたり、いきむ時に必死に手すりにつかまっていた為に、普段使わない筋肉まで総動員してしまったみたいです。

ベットから起き上がるのも、息子を抱きあげるのも、授乳するのも、トイレに腰を降ろす&立ち上がる、もう日常のすべてが激痛。

持参した1.5Lの炭酸水を持ち上げて水を飲む、普段当たり前にしていることですら、修行の様でした。(大は小を兼ねるなんてこと考えず、小さいペットボトルを数本持参すればよかった・・・。そもそも病院にお水あったんですけどね。ドイツの病院に持参したほうがいいものはまた別にまとめたいと思います。)

完全母子同室だったので、2、3時間毎にオムツ替え&授乳をしなければなりません。ベットから立ち上がる→息子を抱き上げてオムツ替え→ベットで体制を整えて授乳→またベビーベットに寝かせる→自分が横になる。この一連の動きのすべてが痛い。あまりの痛みにこれが筋肉痛だとしばらく気付きませんでした。

 

聞いてないよ!産後の痛み その2

そしてもう一つの痛みが産後の目の痛みです。

私はいきむ時に目を閉じていました。助産師さんが「目をあけて~」って言ってた様な気がしないでもないのですが、それどころじゃなく、目を開けるパワーなど残っていなかったのです。それよりも今こんな必死な時に目を開けなきゃいけないのって心の中で毒づいてしまっていました。

歯でいうところの「食いしばる」という表現なんですが、目だとなんて言うんでしょうかね?

ですが、これが大失敗。しかも初産だったのでうまくいきめず何度もいきむ度に目を思いっきり閉じていた私。

このせいで目の周りの毛細血管が損傷してしまったらしく、しばらくは目がショボショボ見えにくかったです。人によっては毛細血管が切れると顔にシミができる方もいらっしゃるみたいですね。

 

出産する前に誰かに教えてほしかった

産前の私は、「出産は『お腹を痛めて産む』っていうくらいだし、きっと子宮から会陰周辺の痛みだろうな』と思っていました。なので他の部位にも産後に痛みが発症するなんて考え付きもしていませんでした。

産後すぐから赤ちゃんを抱っこしなければならないし常に腕がプルプルでした。

入院時に看護師さんに相談しても、上半身は出産とは直接関係ないと思ったのかスルーされるし、でも出産なんて初めてだし、この痛みがなんの痛みかわからず病室でとっても不安になりました。

目だって理由がわかっていれば「開けて」って言う助産師さんのアドバイスに素直に従えていたかもしれません。

 

次男の出産は気持ちが楽に

私は次男の時は長男の時の経験を踏まえて、可能な限り全身筋肉痛にならないように意識した出産スタイルに変えました。またかわいい我が子の姿を産後すぐから目に焼き付けたいから目も絶対に閉じないぞ!心に誓って挑みました。

全身の筋肉痛はもしかしたら二人目の出産だし陣痛も短かったからかもしれないですが、ほぼなかったです。これでもかって目を見開いての出産だったので、産後の目のショボショボもありませんでした。

これから出産を控えている妊婦さんたちが「産後、こんなこともあるのか」と事前に知ってくれているだけで、すこしでも気持ちが楽になってくれれば幸いです。