こんにちは。Annkeです🌿
今日は、毎年応援に行っている世界最大級のトライアスロン大会“Challenge Roth”で出会った、あるママとの出来事をお話しさせてください。
応援もまた“レース”なんです
私が毎年欠かさず足を運んでいるChallenge Roth。
Challenge Rothは、ドイツ・バイエルン州の小さな町ロートで開催される、アイアンマン・ディスタンス(スイム3.8km/バイク180km/ラン42.2km)の過酷なトライアスロン大会。
世界中からトップアスリートやトライアスロン愛好家が集まり、町全体が一大イベントとして盛り上がります。
熱気に包まれる中、選手を支える家族たちもまた、全力で応援しています。
そして実は…その応援そのものも、ひとつのレースのように過酷だったりするんです。
今年も早朝から、子どもたちを連れて自転車の応援に行ってきました。
うちから一番近くて、坂道になっている場所を選ぶのが毎年の定番。
なぜ坂かというと、平坦や下り坂ではトライアスリートたちの自転車は速すぎて一瞬で見えないから。
ちなみに、プロのトライアスリートだと自転車の平均速度は40〜45km/h以上、瞬間的には70km/hを超えることもあるんだとか。
だからこそ、坂道の“ちょっとだけスピードが落ちる瞬間”が応援のチャンスなんです。(それでも早いけど😅)
出会いは、ふと目に入った“あの頃の私”みたいなママ
坂道の途中、ふと目をやると、大量の荷物と小さな子どもたちを連れた女性がひとりで応援していました。
「もしかして、この子たちのパパが出場してるの?」と声をかけると、やっぱりそう。
その瞬間、私の心は一気に3年前へ戻りました。
当時、4歳と2歳の息子たちを連れて、夫の初出場を12時間以上かけて応援した日のことを思い出したんです。
朝から晩まで子どもたちを連れての移動と応援は、それこそ**トライアスロン級の大変さ**。(出たことないけど、絶対そう🤣)
だからこそ、思わずこう伝えました:
「私も息子たちがこの子たちくらいの時に夫が出場したの。あなたが今してることが、どれだけ大変か、そしてすごいことか、本当によくわかる。お疲れ様!」
一瞬のために、何時間も待っていたから
彼女はベルギーから家族で来ていて、この後はまた一人で、子どもたちを連れてマラソンのゴールエリアまで向かうと言っていました。
話している間に、ちょうど彼女の下の娘ちゃんがグズグズし始めて…。
まだよちよち歩きの年齢。自転車のコースのすぐ横だったので、目を離せば危険な状況。
でもこのままだと、何ヶ月も準備してきた旦那さんの晴れ姿を、彼女は見逃してしまうかもしれない。
…そう思った瞬間、私は迷わずその子を抱き上げていました。
次の瞬間にはもうパパが通過。
でも、彼女と上の子はしっかりパパとハイタッチできて、さらに、私の夫もその瞬間をカメラで収めてくれていました。
そのあと、彼女が笑顔でこう言ってくれたんです。
“You saved my day.”(あなたが私の一日を救ってくれた)
おせっかいでも、私は行動してよかった
最近はSNSなどで、
– 「親切のつもりが迷惑だった」
– 「知らない人に話しかけるなんて…」
という声を目にすることもあります。
でも私は、それで行動してよかった”と心から思っています。
あの時の私にとっての「声をかけてくれた誰か」が、今日は私だっただけのこと。
応援するママだって、がんばってる。
そして、ママ同士、国を越えて、声をかけ合える関係って素敵じゃないですか?
最後に、いま海外で子育てをしているママたちへ
今、あなたももしかしたら、一人で頑張ってるかもしれません。
「あと少しだけ私が頑張れば…」って、自分に言い聞かせていませんか?
そんな時は、思い出してほしい。
“ひとりで頑張らなくてもいい”っていう選択肢が、いつもあることを。
そして、赤ちゃんの睡眠を整えることは、ママの毎日をもっとラクに、もっと笑顔にしてくれます🌙
私もそのお手伝いができたらうれしいです。
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