大好きな育児用品に関するネタは書き出すとあれもこれも詰め込みたくなって止まらなくなるので、今まで避けていました。
ですが、NZの旅行の日記を書いている際に「母乳保存袋」というワードに触れてしまい、簡単に説明するつもりが本題のNZの日記の文字数を超えてしまいそうだったので、急遽新たにこちらに記録することにします。
ということで、育児用品をテーマにした記念すべき1回目の商品は「母乳保存袋」についてです。
そんな母乳保存袋が余ってしまったので、我が家では余った袋たちも大活躍していますので、ご紹介します。
そもそも母乳保存袋とはなんぞや?
母乳保存袋というのは、搾乳した母乳を保存する為に作られたジップ付きの袋のことです。
食品用のジップ付きの袋の違い
免疫力の弱い赤ちゃんが飲む為の母乳を入れる事が前提で作られているので、赤ちゃんの飲む量に適したサイズで、通常の食品用ジップ付き袋より衛生的に使えるように考えて作られています。
また母乳を入れて冷凍保存する事がメインなので、搾乳器から母乳が入れやすく、哺乳瓶への移し替えもしやすいようになっています。
母乳を保存する際には食品用のジップ付きの袋ではなく、必ず母乳を保存する為に作られた専用の袋を強くおすすめします。
どのメーカーの母乳保存袋でも一度手にとったことのある方なら普通のジップ付きの袋とは強度が違う事がわかると思います。
母乳保存袋では漏れや破けは絶対にNGなのでどのメーカーも強度と衛生面にはかなり力を入れていると思います。(NGとはいうものの残念ながら起こりうることなのでより安心して使う為のポイントや注意点は各メーカーの説明書を読んで下さいね。)
母乳保存袋の特徴
一般的な母乳保存袋に共通している特徴はこんな感じです。
- 免疫の弱い赤ちゃんが飲む栄養満点の(=つまり菌繁殖しやすい)母乳を保存する専用の袋
- 漏れにくく、破れにくい!とにかく丈夫
- 衛生的(製造も使い方に関しても)
- 冷凍保存可能
そしてメーカーや商品によりけりですが、更にこんな特徴があるものもあります。
まずは安心して使えること
- 袋の中側に触れることなく母乳を搾乳器から流し込む事ができ、哺乳瓶に移すことができる構造
- 滅菌処理済み
- BPFフリー
- 食品衛生法適合
- 丈夫であること
- 破れたり穴が空いたりして貴重な母乳が漏れにくいように袋の縁が補強してある
- 漏れ防止の為、二重のジップ
そして使いやすさ
- 母乳が注ぎやすい様に工夫された注ぎ口
- いつ搾乳した母乳なのかを記録する際にボールペンで袋を突き破らない工夫(例:シールや、袋の外側に記録するスタイル)
- 赤ちゃんの月齢や飲む量に合わせたサイズ展開
- マチ付きで自立する
- 母乳をどのくらい入れたかわかるメモリ付き
- 冷凍と解凍が素早く行えるように平たく冷凍できる(しかも平たく冷凍すれば凍ってしまえば、立ててすっきり収まる)
- 搾乳器に直接付けられるタイプ、または専用のアダプターも有り
なのでもちろん母乳以外の食品を入れるのは問題ないし、そもそも液体である母乳を入れる前提で作られているので構造もとても丈夫です。
母乳の保存方法・保存期間・解凍方法
これらについては長くなる過ぎてしまうので、別の機会に。。。書けたら書きます。(いつになるのやら・・・。)
母乳保存袋の「母乳保存以外」の使い方
前置きが長くなりましたが、余った保存袋の使い道をご紹介します。
ご注意:あくまでも私がこう使っているよというご紹介であり、こう使うことをおすすめしているわけではありません。本来の使用用途とは異なるので真似される場合は自己責任で行って下さいね。よろしくお願いします。
初級:食品の持ち運び・冷蔵・冷凍用
ド定番だと思いますが、普通のジップ付き袋と同じ使い方です。
ジップ付きで便利なので、子供のおやつ用にカットした野菜や果物、お菓子などを入れて公園に持って行ったりもします。
帰りは中身がなくなった分薄くなりコンパクトになるので、荷物もかさばりません。
環境保護の観点からできるだけプラゴミは出したくなくて通常のジップ付き袋は購入していないのですが、余った袋を捨てる気にはもっとならないので、洗って何度も繰り返して使っていました。(ご注意:母乳を保存する場合は再利用は絶対に禁止です。常に新品を使って下さい。)
お菓子や野菜スティックなどを入れて何度か洗った後、時短料理用に下ごしらえをした野菜を入れて冷凍していました。
袋の限界が見えてきたら、まだまだ漏れないことを確認してからお肉+タレや醤油、にんにく、生姜などを好みで入れて下味をつけて冷凍していました。この際にアルミのトレイに置いて冷凍すると冷凍時間の短縮にもなる様ですし、万が一の汁漏れからの冷凍庫の掃除などの最悪の事態を防げます。後は必要に応じて朝のうちに冷蔵庫にトレイごと(万が一の汁漏れ防止)移動して解凍させておけば夜に野菜とかと適当に炒めれば夕食になります。
中級:くぎや予備パーツの保管
こちらはちょっとケチくさいので紹介するかためらったのですが、エコ&便利ということで。。。笑
上記の野菜やお菓子に繰り返し使用していると、開閉や洗う為にひっくり返す過程でジップが弱くなったり袋がよれてくる場合があります。(本来使い捨て商品だから当たり前なんですけどね。何回再利用してるんだ!?ってレベルですね)
液体はもれるけど、それでもジップ付き袋としての仕事は十分にしてくれます。釘とかネジとか工具って先が尖ってたりすることものもありますが、そもそも丈夫なビニールなのでなかなか突き破られなくておすすめです。
我が家はベビーベットはゆらゆらさせる為の足が付いていたり、添い寝用のベットに変更することができたのですが、息子の成長に合わせて組み替えていました。その際にベット専用の工具とか添い寝用のベットに使用する付属のネジが必要になったり不要になったりしたのですが、どのネジも迷子にならずにすみました。
引っ越しなどの際の家具の組み立てにも便利だと思います!どの家具のネジか名前も書いておけばストレスフリー!
上級:スマホの防水・防塵・防砂ケース
簡単な防水・防塵・防砂ケースとして活用しています。
漏れない構造ということは外からも水分が侵入しないだろうという単純な考えですが、意外と重宝しています。
プールや海など水に沈めてみたことはありませんが(そんな勇気はない!)、水の多い公園や砂浜などの手が多少濡れた状態や砂がつくのを防ぎたい時は重宝しています。
ビニールのタイプにもよるかもしれないですが、指で普通に操作もできて、電話の声も聞こえました。袋の裏面に何も印刷されていなければだいぶポジティブに捉えればフィルターがかかったみたいな写真は撮影できます。
夫はスポーツをすると生活防水のイヤホンやランニング用の腕時計ですら汗で水没させてしまう位大量に汗をかくタイプなので、マラソンやトライアスロンの大会がある時はリュックやポケットに入れた電話や紙幣が汗で濡れない様に愛用しています。
番外編:アイスシェイク用
NZにファミリーキャンプした際に現地で購入したアイスをいれてストローをさしてシェイカーとして利用しました。
最後に
なんとも長くなってしまいました。経験談とネットにある情報だけを拾って書こうと決めていたのですが、いろいろなメーカーさんのサイトを閲覧しているうちにどんどんネットサーフィンが進んでしまい育児用品大好き人間の血が騒ぎ出してしまい止まらなくなってしまいました。
ちょっと探しものしようと実家の棚をあけただけなのに、写真とか手紙とか出てきて気づいたら明け方になってたみたいな気分です。(ちょっと違うか笑!)
母乳保存袋は冷凍用袋やジップ付き袋よりは少々割高なので母乳保存以外の用途でわざわざ購入することはないとは思います。どれも保存袋が余っていなければ、それ専用の袋を購入することになりそうなネタではありますが、私はたまたま保存袋が余っていたので上手に活用することができました。
ただし繰り返しになり恐縮ですが、どの場合でも自己責任でお願いします。「携帯が水没しました」なんてクレームはお受け出来かねますが、自己責任において実験された方のご報告は嬉しく思います。