ドイツで祝うお食い初め

先日、次男のお食い初めをドイツでしました。

長男の時のメニュー。お魚はネットで購入できるなんて日本は便利!

ドイツで作るお食い初めのメニュー

鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物の基本の5品に加え、

歯固め用の石、地域のもの、クッキーとケーキを用意しました。

アジア系スーパーで購入した鯛っぽい冷凍のお魚です。なんの魚なのか説明も値段も付いていなかったのでレジを通すまで結構ドキドキしましたが3ユーロしませんでした。赤っぽい魚だったのに焼いたら白くなってしまったので、焼き上がり後に食紅で着色しました。

お赤飯

白米を炊き、水煮缶のキッドニービーンズをただ添えただけ。白米はどのスーパーにも売っている「Milchreis」を炊飯器で炊いています。日本米より断然お買い得だし、いつでも手に入るしおすすめです。炊きたては日本で食べるお米に近いですが、時間が立つと少しパサパサするので、その場合は少し多めの水で炊くのがポイントです。

お吸い物

はまぐりの代わりの冷凍の貝を購入しようと考えて居たのですが、買い忘れたので家にあった干し椎茸を代用しました。はまぐり感はゼロですが、コロナ真っ只中で買い物は週1回と決めていたので、諦めました。しいたけのいい出汁が取れました。

煮物

こんにゃく、いんげん、たけのこはアジアンスーパーで購入。こんにゃくは日本の3倍以上の値段だったので、なくてもよかったかもって思っています。いんげんは大量に入っているので、下ごしらえをして茹でて小分けで冷凍保存しました。これでいつでも好きなときに食卓に彩りを追加できます。たけのこは水煮だったので手軽です。大容量だったので残りは冷凍しました。れんこんは買い忘れましたが、これも水煮が売っています。

香の物

たまたま大根が手に入るシーズンだったのですが、それ以外のシーズンはカブで作ったりもします。飾りのゆずの代わりはライムを使いました。レモンでもきれいだと思います。この場合はBioのものがおすめです!

歯固め

神社でもらってくることができないので、その辺のきれいな石を拾おうと思ったのですが公園にも鍵がかかっていた時期だったので、そもそも外出をしておらず石を拾う為だけに外出する気にはなれませんでした。なので、石っぽく見えるクッキーを焼きました!これはアボカドとココアのクッキーです。砂糖・小麦粉・バター不使用なので、長男のおやつにもなり、一石二鳥です。

ケーキー&クッキー

ケーキはシンプルなスポンジを焼き、フルーツをクリームとはさみました。デコレーションは米粉のクッキーです。クッキーは作りすぎたので、テーブルの桜のデコレーションとしても活用しました。

米粉のクッキーはこのレシピです。

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地域のもの

ドイツと言ったらパンかビールで悩んだのですが、子供のお祝いなのでパンがふさわしいかなと思いパンに決定!(授乳中でどうせのめないし・・・)水引を飾るだけで思ったよりもいい感じになりました。

食器とデコレーション

男の子と女の子でも食器の色が違うんですね。男の子用は内側が朱色だそうですが、そんなになかったので食器はあり物で済ませました。頂き物のちょっといいお皿とか、箸置きとか、義母が趣味で作ってくれた器など日本っぽいものを使ってみました。お箸は金粉の入の祝い箸があったので、一度開封して中の金粉を料理に飾りました。彩りを添えるため、私達の結婚式の時に頂いたご祝儀袋に付いていた水引を散りばめたらとっても素敵になりました。

最後に

いつもだったら計画的にメニューを決め買い物リストを作成して挑むというよりは、作ったり盛り付けてる時に「あーしよう!こうしよう!」とアイディアが湧いてくる度に買い物にでていたタイプなのですが、今回はコロナのせいで買い物に行くのは一度だけと決めていました。事前にメニューを決め何度も買い物リストを書き直したり、全体のデコレーションも空のお皿を並べてみて雰囲気をチェックしてみたりと初めてのやり方だったのですが、おかげで当日はバタバタしませんでした。これはこれでいいですね。ちなみに当日に行ったことは「炊飯」と「盛り付け」だけで、ほかは前日までに作り置きしておきました。

日本で行うお食い初めと比べるとなんだこれって言われそうですが、ドイツで入手可能な限りの食材で作るお食い初めのメニュー、参考になれば幸いです。