Deutschbahn 遅延の際の返金請求

インスタで出会った仲間とママのための文化祭を開催するため、デュッセルドルフに集結しようと計画していたら…

まんまとDeutschbahn(以下DB)の遅延に巻き込まれました。まぁ、DBの遅延って一種の風物詩だから想定内なんだけど、今回の南ドイツの豪雨でさらに混乱してしまい、通常4時間半の距離が、13時間を超える大移動になりました。

60分以上の遅延で返金対象

DBは遅延の際は一部返金対応してくれるので、早速申請します。

60分を超えると購入金額の25%、120分を超えると50%が対象です。

今回、オンラインで返金請求したので、そのやり方を忘備録として残しておきます。

電車チケットはいつもログインして購入しています。そうすると、こんな時にも簡単に手続きが済むので楽です。

ログインせずに請求する場合は、手動で乗るはずだった電車の時間や電車番号を入力する必要があります。またオンラインじゃなくても書類で請求する方法もあります。こちらは乗務員に一声かけるともらうことができます。

DBへの返金請求方法

  1. まずはDBのポータルサイトにログイン
  2. Topの「Meine Reisen」から「Vergangene Reisen」を選択
  3. 遅延した旅程を選択する
  4. 下にスクロールして表示される「Entschädigung beantragen」を選択し、表示された赤ボタンをクリック
  5. 返金の理由を聞かれるので、該当するものを選択
    上から以下の通り。私は今回は一番上の「遅延」を選択しました。

    • 遅延
    • キャンセル(目的地への到着が60分以上遅れるから、または乗るはずの電車が中止になった)
    • 出発したが、途中で引き返した(目的地への到着が遅れる、または乗り継ぎが間に合わないなどの理由により)
  6. 遅れた時間(下段の60分以上)を選択する
  7. 予定されていた到着時刻等を記入
    ログインしている場合は、この時に選択した旅程が自動的に入力されるので、間違っていないかだけ確認をお忘れなく!
  8. 実際に遅延により到着した時刻を記入
  9. 従来のチケットのみで目的地に到着できましたか?
    目的地まで電車のみで行けた場合は⇨JA
    電車以外の移動手段も使った場合⇨NEIN

    私は全て電車のみでなんとか目的地に到着したので「JA」を選択
  10. 追加コストの申請
    遅延や中止により発生した新たな移動費等はここで領収書等をアップロード可能

    私はコストはかかっていないので、「NEIN」を選択。(画像は「JA」になってるけど、気にしないでね)
  11. 個人情報を入力
  12. 返金方法を選択
    DBで使える商品券(Gutschein)、または銀行振り込み(Überweißung)のお好きな方で。

    ちなみに私は銀行振り込みを選択。理由は

    • 使用期限3年だけど、次にいつ乗るか未定だから
    • 電車の予約時に2枚まとめて使えないから(窓口では試したことないのでもしかしたら使えるかもしれないけど。。。)
  13. 口座情報を入力
  14. 自分のメールアドレスにも同じ内容を送るかどうかを選択
    必要な場合は一番上にチェックをつける

    入金処理されるまで時間が少しかかる場合もあるので、私は必ず記録用に自分にも送信しています。
  15. アンケートに回答するかどうかを選択
    意見を伝えたい場合は2つ目もチェック
  16. 記入が完了したら赤い「Antrag senden」をクリックして、送信する
  17. 受付番号をメモって完了

  18. その後、入金されるまで、しばらく待つ
    今の所、問題なく返金または金券コードが送られてきているので、ここまで完了すればあとはひたすら待つだけ。ここ1ヶ月ほど前からかなり混乱続きな様で、DBも返金作業に追われていることが想定されるので、気長に待ちます!

DBでの旅で知っておいてほしいこと

今回の旅で学んだことを簡単にまとめておきます。

  • DBは信用するべからず!(余裕を持った旅程を組む)
  • 水やポータブル充電器、食料などのライフラインは持参する
  • 電車に乗れたからといって安心しない(途中で行き先、停車駅、ルートなどは何度も変更するよ)
  • 周りの乗客と仲良く協力体制を作っておく(特にドイツ語がわからない場合は英語とか話せる人を早めに見つけてアナウンスを通訳してもらおう)
  • 水は飲みすぎるな!(遅延によりトイレもキャパ超え。。。詰まったり使用不可になること多々)
  • 食堂車で無償の水やドリンク、その他フードが提供されることもある(が、これは乗務員にもよるので、最初から当てにしないでね。そして上記の通り、トイレが使えなくなることもあるからあまりおすすめしない)
  • 乗車率が高く通路に人が溢れていると出発できず、場合によっては電車を強制退去させられることもあるので、どこでもいいから座れそうならとにかく着席する

最後に

DBでの旅する皆さん、本当にお疲れ様です。今回もまるまる行きと帰りの日の現地での予定がキャンセルになり、本来なら全額返金+心のダメージ分の慰謝料まで請求したい気分ではありますが、これもDBを利用するリスクですね。

とはいえ、現場の乗務員は本当に一生懸命で彼らも何も知らされない状態なので責めるわけにも行かずむしろ気の毒でした。そんな中でもユーモアと妊婦・子連れ等をいたわるアナウンスをされていた女性乗務員がチケットチェックの時に回ってきたので、同情とアナウンスが良かった旨を伝えると泣きそうになっていて、現場の大変さを思い知りました。

何事もなければ結構快適なんだけど、まぁこればかりは仕方ないですよね。