オーガニック商品を取り揃えたBio系のスーパーはあちこちにあり、スーパー内でもBio商品が並んでいるので、ドイツではオーガニック系の商品は日本にいたときよりも身近な存在になりました。また、子供がうまれ安心なものを食べさせたいと思うようになりました。そうすると日本にいたときよりも原材料欄は気になるようになりました。
そして一番最初に目にしたものがEナンバーです。Eに数字の組み合わせなので、アルファベットの中でも目立っているんですよね。
原材料が気になりすぎてドイツでうどんを作った記事はこちらです↓
Eナンバーとは
さてこのEナンバーとはなんなのでしょうか。EナンバーとはEUでの添加物共通番号のことです。天然由来だろうが人工的なものだろうが添加物にはE‐Nummerで記載する必要があります。ドイツやヨーロッパで製造されていようが、日本からの輸入品だろうが原材料に添加物が使われている場合は記載しなければなりません。
さらに日本だと「〇〇料」という風に書かれていて比較的スルーしやすかったのですが、ドイツでは許可されているすべての添加物にEナンバー与えられています。つまり「E+数字=添加物」だとパッケージをみたその一瞬で判断できてしまうので、見て見ぬ振りをするわけにもいかなくなりますね。
日本で許可されている添加物
さて日本の場合はどうでしょう。厚生労働省によると日本で許可されている添加物は指定添加物がすでに472項目、既存添加物だけでも357項目。ここに天然香料と一般添加物等まであるのですが、すでに指定&既存添加物で1000近くあるので、数えるのをやめてしまいました。
ドイツで許可されている主な添加物の分類
E‐Nummerがついている主な添加物は次のように分類されています。
- Farbstoffe: E 100-180 着色剤
- Konservierungsstoffe: E 200-297 防腐剤
- Antioxidations- und Säuerungsmittel: E 300-385 酸化防止剤
- Verdickungs- und Feuchthaltemittel: E 400-495 糊料/増粘剤・保湿剤
- Säuerungsmittel u. a.: E 500-586 酸味料
- Geschmacksverstärker: E 620-650 化学調味料
- Süßstoffe u. a.: E 950-1521 甘味料
日々、添加物について勉強するしかない
もちろん添加物のおかげで色々なものが海外でも食べられるし、日持ちするし、メーカー等の努力もその裏にあるだろうし、一概に添加物=悪と否定するつもりはないけど、それでもできることなら添加物は避けたいというのが本心なので、「E+数字」が入っている食品は買わないか、手作りすることになりました。と、こんなことを描いていますが、実際は時間がなくてパッケージを見ないで買ってしまったり、添加物が入っているのをわかっててもついカートに入れてしまうこともあり、意識しないよりは意識している方がいいかなの軽い気持ちでいます。
日本に戻った際には添加物に見えない記載方法をされている隠れ添加物がたくさんあるので、日本の添加物もちょっと本格的に勉強しないといけないなと思っています。Eナンバーみたいに一瞬で見分ける方法はないものか。。。